若いうちに脱毛を済ませる人は多いですが、未成年が脱毛を受ける際にはどのような点に気をつけるべきなのでしょうか。
この記事では、「未成年が脱毛を受ける際の注意点」をまとめています。
さっそく見ていきましょう!
保護者の同意が必要
未成年が脱毛を受ける場合、保護者の同意が必要になります。
未成年は判断能力が不十分な面も否めませんし、弱い立場の方を保護する目的でこのような規定が定められているのですね。
“未成年”にも制限がある
未成年といっても、何歳から脱毛できるのかはサロン・クリニックによって異なります。
- 最新の脱毛機を導入し、「小さなお子さんでも脱毛OK」としているサロンも存在していますが、メンズ脱毛では15歳を目安に脱毛施術を提供しているところが多いです。
- メンズリゼは14歳以上
- ゴリラクリニックは15歳以上
- リンクスは小中学生にも対応
メンズリゼとゴリラクリニックは医療脱毛なので、年齢制限は高めです。
一方、リンクスは光脱毛で肌への負担も少ないため、小学生の脱毛も可能となっています。
未成年者単独では脱毛の契約ができない
未成年者が脱毛のコースを契約するには、「保護者の同意」が必要です 。
判断能力の乏しい未成年は、単独での契約ができません。
- 「口車に乗せられてコースを契約してしまった…」というようなことがないように、保護者にも同意してもらう決まりとなっています。
「親権同意書」を準備しよう
未成年の脱毛には「親権同意書」が必要です。
この親権同意書は、それぞれの公式ホームページからダウンロードできる場合が多く、簡単に作成することができますよ。
親権同意書があればOKというところもあれば、親権同意書の提出だけでなく初回カウンセリングに保護者の同席も必要、というところもあります。
条件はそれぞれ異なるので、気になっているサロン・クリニックの公式ホームページを確認し、未成年が脱毛する場合の条件について確認しておきましょう。
効果の出方が安定しないこともある
未成年でも問題なく脱毛できることが分かりましたが、気になるのは「脱毛効果」ではないでしょうか。
せっかく脱毛するなら早いうちに済ませたいという気持ちもわかりますが、知っておいてほしい注意点も2つあります。
基本的に脱毛効果に問題はありませんが、稀に脱毛効果が安定しないこともあるのです。
なぜ、脱毛効果が安定しない可能性があるのでしょうか。理由を簡単に説明していきます。
ホルモンバランスが不安定
10代といえば、まだまだ成長期の途中。
個人差はありますが、ホルモンバランスが安定しないことも多いです。
- 体毛は男性ホルモンが多いほど濃くなりますが、男性の場合、男性ホルモンの分泌のピークは20歳前後といわれています。
まだまだ男性ホルモンが分泌量上昇中の10代は、毛穴が毛を作る力も不安定…。
体毛を生やす本来の力を発揮していない毛穴も存在する可能性があり、一旦脱毛が完了しても数年後にムダ毛が生えてくる、ということも考えられるのです。
男性ホルモンのバランスが安定してからの脱毛が望ましいとされていますが、未成年だから効果はない、なんてことはありません。
未成年でも、定期的に脱毛に通えば効果はしっかり出るのでご安心ください。
月日が経ってムダ毛が再生する可能性もゼロではない
毛穴が毛を作る力が不安定で、体毛を生やす本来の力を発揮していない毛穴があった場合、月日が経ってムダ毛が再生することもあります。
脱毛では、黒いメラニンに光やレーザーを反応させて毛根にダメージを与えますが、未発達な毛穴には脱毛の効果は表れません。
未発達な毛穴でも、月日が経って毛を生やす力が復活する可能性もあるのですね。
他にも、ホルモンバランスの乱れで毛が再生することもあります。
- 身体が発達途中の未成年は、とくに効果に個人差が出やすいと考えておくといいでしょう。
成人男性よりも、少しだけ効果の出方が不安定になりやすいだけですが、不安であればカウンセリング時に相談してみてくださいね。
無理のない額・支払い方法を選ぶ
脱毛は安いものではないため、無理のない額・支払い方法を選ぶことも大切です。
- 脱毛コースは高額になりやすい
- 支払いは慎重に検討しよう
- 学割はうまく活用すべし
脱毛コースは高額になりやすい
脱毛したい部位が多いほど、その分費用もかかります。
ヒゲのみ脱毛したい人もいれば、全身脱毛を希望する人もいますよね。
目標とする脱毛効果を得るために、何回の施術が必要になりそうなのかも計算しておきましょう。
コース料金が安くても、脱毛効果に満足できず何度も追加で照射して大幅に予算オーバーとなる人も少なくないのです。
- 医療脱毛よりも脱毛効果が緩やかな光脱毛は、思うように効果が得られないことも多いのでより注意してください。
計画的に脱毛を完了させるには、目的に合った脱毛方法を見極めることも大切です。
支払いは慎重に検討しよう
高額になりがちな脱毛ですが、無理のな支払い方法を選んでください。
- 現金・クレジットカード・医療ローンの3つの支払い方法を用意しているサロン・クリニックが多いですが、「高額なコースで一括ではむり…」という人は医療ローンにしておけば安心です。
クレジットカードで支払い、その後リボ払いに変更する人もいますが、リボ払いは金利が高いのでNG。
医療ローンは低金利ですし、簡単な審査で利用できますよ。
学割はうまく活用すべし
多くのサロン・クリニックでは「学割」に対応しています。
学生であることを証明できるものを提示するだけでコース料金が割引されるので、これを使わない手はありませんね。
- メンズリゼは20%OFF
- ゴリラクリニックは10%OFF
- リンクスは30%OFF
10%〜30%OFFでもバカにできません。
高額なコースほど、割引額も大きくなりますよね。
- 276,000円が220,800円になります。
55,200円も安くなるのです。
学生であれば、「学割を利用して脱毛する」の一択です。
未成年脱毛まとめ
未成年が脱毛を受ける際の注意点は大きく4つ。
- 未成年者単独では脱毛の契約ができない
- 効果の出方が安定しないこともある
- 無理のない額・支払い方法を選ぶ
- 学割はうまく活用する
上記を理解した上で、計画的に脱毛することが大切です。
目標とする脱毛ゴールを決め、サロン・クリニックを慎重に選び、保護者の同意を得た上で脱毛に臨みましょう。
